アメリカ国務省は、中国に駐在していたアメリカの総領事館の職員が、異常な音を感じて体調不良に陥り、脳に損傷を負ったことを明らかにしました。去年には、キューバでも異常な音を聞いたという複数のアメリカ大使館の職員が体調不良を訴えていて、ポンペイオ国務長官は、症状が酷似しているとしています。 これについて、ポンペイオ国務長官は、議会下院の公聴会で「症状がキューバと極めて似ている」と述べ、キューバに駐在していたアメリカ政府職員が異常な音を感じて体調不良に陥った問題と症状が酷似していると明らかにしました。 キューバでは去年、20人余りのアメリカ大使館の職員が頭痛などの体調不良に陥り、メディアは何らかの音響兵器による攻撃の可能性があると伝え、大きな注目を集めました。 またアメリカは、キューバ政府が外交官の保護を怠ったと批判し、アメリカに駐在する外交官の国外退去を要求するなど、外交問題に発展しました。 一
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