政府がキャッシュレス決済の旗を振る中、決済用タブレット端末の運営業者が金銭トラブルを起こしていることがダイヤモンド編集部の取材で分かった。アマゾンやNTTドコモからカネを集めつつ、加盟店などへの支払いが大幅に遅延している。キャッシュレスバブルの陰で起きた、大企業を巻き込んだ一大トラブルを詳報する。(ダイヤモンド編集部 相馬留美) 【「NIPPON PAY」の決済用タブレット端末】 ● キャッシュレス決済端末めぐりトラブル 被害額は100億円規模か 「販売代理店への支払いが昨年11月から滞っているキャッシュレス業者がある」――。 今年2月、キャッシュレス決済業界に詳しい関係者は、声を潜めてこう漏らした。 支払い遅延を引き起こしているという業者は、NIPPON Platform(以下、NP社)。タブレット端末を活用した小売店向けの決済サービスを展開するベンチャー企業だ。 そしてNP社は2018
![アマゾンやドコモを巻き込んだ悪質キャッシュレス業者の「100億円金銭トラブル」【スクープ】(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/937ca930cf058e5ad2620dc7c9a13abf1db32ff9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20200410-00234312-diamond-000-view.jpg)