ブックマーク / epinesis.net (6)

  • 大豆イソフラボンを使ってナマズをメス化させることに成功――近畿大学

    近畿大学の研究者らは、大豆イソフラボンを使ってナマズをメス化させることに成功しました。 大豆イソフラボンは大豆に多く含まれるポリフェノールの一種で、化学構造が女性ホルモン(エストロゲン)と似ているため、女性ホルモンに似た働きをすることで知られています。 今回、近畿大学水産研究所の研究者らは、ふ化直後のナマズの稚魚150匹を大豆イソフラボンの一つである「ゲニステイン」を溶かした飼育水で15日間だけ飼育し、16日目からは通常の飼育水で飼育しました。 150日目にすべてのナマズの生殖腺を調べた結果、通常の飼育水で飼育していたナマズは68%がメスでしたが、ゲニステインを含む飼育水で飼育していたナマズではすべてメスになっていました。 ナマズは古くから養殖されてきましたが、メスでは1年未満で出荷サイズに達するのに対し、オスでは途中で成長が停滞するため養殖期間が長くなります。 今回のようにナマズの飼育に

    大豆イソフラボンを使ってナマズをメス化させることに成功――近畿大学
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    l08084 2021/04/28
  • 「木の上に見たこともない生物がいる」と通報、正体はクロワッサンだった

    得体の知れない生物ほど恐ろしいものはありませんが、怖がり過ぎるのも考えものです。 「見たこともない生物がいる」との通報を受けて職員が駆け付けたところ、その正体はなんとクロワッサンでした。今月13日、ポーランド南部の都市クラクフの動物福祉協会(KTOZ)がfacebookの投稿でその経緯を明らかにしています。 これによると、「うちの前の木に茶色い生き物がいる」と女性から通報があり、「2日間居座っていて、家に入ってくるんじゃないかと思うと怖くて窓を開けられない!」と必死な様子で訴えていたといいます。 この通報に応対した動物福祉協会のスタッフは猛禽類の一種ではないかと考えましたが、女性に説明を求めると「茶色いイグアナのようだ」と答えたといいます。 ポーランドは北海道よりも緯度が高く、平均気温は4月でも10℃を下回ります。イグアナは気温が低いとじっとして動かないため、女性の見立ても全くの見当違いで

    「木の上に見たこともない生物がいる」と通報、正体はクロワッサンだった
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    l08084 2021/04/16
  • 嫌な動画を毎日10分見続けたマウスは抑うつ症状が現れる、国立精神・神経医療研究センター

    国立精神・神経医療センターの研究者らは、「マウスが攻撃されている映像」を見たマウスはストレス反応を示し、毎日繰り返し見せると意欲の低下や報酬感受性の低下といった抑うつ症状を引き起こすことを明らかにしました。 研究者らは、モニターとスピーカーで挟まれた透明のケージのなかにマウスを入れ、一方には「マウスが他のマウスに攻撃されている映像」を10分間流し、もう一方には対照群として「マウス同士がただ接触しているだけの映像」を10分間流して、それぞれのマウスのストレス反応を調べました。 国立精神・神経医療センターのトピックスより その結果、「マウスが攻撃されている映像」を見たマウスでは前帯状皮質や扁桃体、腹側被蓋野など、直接攻撃を受けたときと共通する脳の部位が活性化しており、さらに対照群と比較してストレスの指標となる血中のコルチコステロン値が上昇していました。 「マウスが攻撃されている映像」を見たマウ

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    l08084 2020/12/28
  • カイコは「二段階認証」でクワの葉だけを選んで食べる、東京大学・東京農工大学

    世界中で読まれているエリック=カールの『はらぺこあおむし』では、主人公のあおむしがリンゴやナシなどさまざまなものをべますが、実際にはカイコならクワの葉、ナミアゲハならミカンの葉・・・というように、ほとんどの昆虫でべるものは決まっています。 昆虫たちはどのようにしてべることのできる特定の葉を見極めているのでしょうか。実は、その詳しいメカニズムはよく分かっていませんでした。 Leaf Veins flickr photo by michaelroper shared under a Creative Commons (BY-SA) license 東京大学と東京農工大学の研究者らが、カイコを使って観察および実験を行った結果、”二段階認証”でクワの葉を認識していることを明らかにしました。 カイコはまず、口の近くにある小顋肢(しょうさいし)と呼ばれる突起状の特殊な味覚器官を葉に押し当てて触診

    カイコは「二段階認証」でクワの葉だけを選んで食べる、東京大学・東京農工大学
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    l08084 2020/12/07
  • 布団を干した後の「お日様の匂い」の正体とは?

    rest your head flickr photo by Real Cowboys Drive Cadillacs shared under a Creative Commons (BY) license 爽やかに晴れた日の午後に布団を干すとどういうわけか、心地よく眠れそうなとてもいい匂いになる。いわゆる「お日様の匂い」だ。しかしながら、この「お日様の匂い」の正体が「ダニの死骸」から発せられる匂いであるという俗説が一部で流布している。 確かに布団を干すことによって布団表面のダニは死滅するが、「お日様の匂い」の正体が当にダニの死骸がであるならば、干さなくとも布団は常に「お日様の匂い」が発せられることになるはずであるが、そうはならない。 大手化粧品企業のカネボウ化粧品の研究によって、この「お日様の匂い」は布団の綿などの繊維が太陽光によって分解されることにより発生することが明らかとなってい

    布団を干した後の「お日様の匂い」の正体とは?
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    l08084 2020/06/01
  • あらゆる味を再現して共有できる「味ディスプレイ」を開発、明治大学

    Youtube channel 明治大学 宮下研究室 「Norimaki Synthesizer: Taste Display Using Ion Electrophoresis in Five Gels」より 明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下 芳明教授らは、ある任意の味を表現することができる味ディスプレイ「Norimaki Synthesizer」を開発した。 人間は舌にあるたくさんの味蕾という小さな器官によって5種類の味を感じることができる。甘味、酸味、塩味、苦味、うま味だ。これらの基味(きほんあじ)の量を調整することができれば、理論上はすべての味を作り出すことができる。 Youtube channel 明治大学 宮下研究室 「Norimaki Synthesizer: Taste Display Using Ion Electrophoresis in Five

    あらゆる味を再現して共有できる「味ディスプレイ」を開発、明治大学
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    l08084 2020/05/10
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