つかめないメダルの手応え、けがとの綱渡り 卓球の第4回パリ五輪シングルス代表選考会として6、7日に行われた全農カップ平塚大会(神奈川・トッケイセキュリティ平塚総合体育館)は、女子が早田ひな(日本生命)、男子は戸上隼輔(明治大)がともに全日本チャンピオンの実力を見せて優勝した。各選手は力を振り絞って戦ったが、世界選手権個人戦(20~28日、南アフリカ・ダーバン)まで2週間を切って主力選手たちが口にしたのは、疲労だけではない深刻なSOSだった。 ◇ ◇ ◇ 卓球パリ五輪代表選考会女子決勝で張本美和(手前)と対戦する早田ひな=2023年5月7日、神奈川・トッケイセキュリティ平塚総合体育館【時事通信社】 決勝では早田が張本美和(木下アカデミー)を4-2で下し、戸上は相性の良い張本智和(智和企画)に4-3で競り勝った。張本美の14歳とは思えない成長には大会のたびに目を見張る。代表選考ポイント
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