でもなぜ? オタマジャクシ落下騒動に「風船」説浮上 海外から?一体誰が?目的は? 日本気象が業務で使用する風船(クリックで拡大) 各地で空からオタマジャクシが降ってくる“事件”が相次ぐ中、原因をめぐって仰天仮説が飛び出した。ズバリ「風船」。何者かが大陸側からオタマジャクシ入りのカプセルをつるした大型風船をジェット気流に乗せ、日本上空で落下させている−というのだ。仮にそうだとしたら“犯人”の目的は何か。 仮説を唱えるのは、大阪市浪速区の「日本気象」(鈴木正徳社長)。ゴム製の風船を使い、上空2000メートル付近の気温分布や風速の調査といった気象観測を主な業務にしている。 オタマジャクシ落下事件をめぐっては、突風などの自然気象説のほか、サギやカラスなどの鳥犯人説が指摘されている。しかし、同社応用気象課の気象予報士、高祖研一氏(30)は「発見状況などを考えると、人為性が強い。風船とともに上空を流れ