21世紀も10年を経た今日、進展する社会のグローバリゼーションと呼応するように世界のアートシーンもより多元的で多彩な様相を呈しています。アジア、ラテンアメリカ、中近東、アフリカなど非欧米圏から登場した作家たちが生み出す数々の新しい表現は国際舞台で存在感を増しており、中国、インドなど急成長する経済新興国を含むアジア地域への注目は、ますます高まっています。こうした文化多極主義時代の潮流の中で、世界はアジア現代美術にどう対処し、どのような戦略をもって臨もうとしているのでしょうか。 本シンポジウムは、森美術館で4年ぶりに開催するインターナショナル・アドバイザリー・コミッティーの会議に参加する、世界の著名美術館館長ら7名のメンバーを迎え、アジア現代美術に対する彼らの視点を探る機会として開催するものです。セッションの前半では、欧米で中心的な役割を担う美術館が、展覧会プログラムやコレクションの収集方針
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