トップページ→研究分野と周辺→ 知的システムを構築する場合、知識をどのようなデータ構造(知識表現)にするかが重要な問題となる。知識表現は勿論、推論が可能な形態にする必要があるし、人間並みに幅広い知識を扱える事が望ましい。 最も代表的な知識表現として、以下のような枠組みが考えられて来た。また、最近では概念とその関係を記述する大規模な電子化辞書等も作られている。概念の切り出しとその関係を定義する事が重要になる。 代表的な概念関係 概念記述の考え方 フレーム構造 知識を宣言的知識(Declarative Knowledge)と手続き的知識(Procedural Knowledge)に区別する考え方がある。前者は或る物事に関する状態や(AはBである)等の命題を表す知識で、後者は何かをするための方法(ノウハウ)等の順序に意味がある知識とされる。 フレーム(Frame)は人工知能の大家、M.Minsk