マルウェア「Emotet」の再拡大が進み、各地で感染報告が相次いでいる。2月から、沖縄県や日本気象協会、NPO法人、食品会社などさまざまな業界の企業が、おわびと注意喚起を発している。 【訂正履歴:3月4日午後4時 記事掲載当初、タイトルと本文にて感染報告があった企業としてマイナビを挙げていましたが、同社においてEmotetによるアドレス帳やメールデータの漏えいは確認されておらず、注意喚起を行ったのみだったことを確認しました。お詫びして訂正いたします】 3月4日までにプレスリリースを出したのは、沖縄県や日本気象協会、東北海道いすゞ自動車、リコー傘下のリコーリース(東京都千代田区)、教育系NPOのアスクネット(名古屋市)、韓国食品の農心ジャパン(千代田区)、業務用調理機器のフクシマガリレイ(大阪市)など多岐にわたる。 いずれも、従業員のPCがEmotetに感染し、従業員に成り済ましたメールが確