Mozilla Foundationは、ブラウザの最新版「Firefox 85」をリリースした。13件の脆弱性に対処している。 今回のアップデートでは、ブックマークやパスワードマネージャーの改善を図ったほか、「スーパーcookie」への対策を搭載するなど、機能強化を図った。 あわせて13件の脆弱性に対応。型の取り違えが生じる脆弱性「CVE-2021-23954」や、メモリ破壊の脆弱性「CVE-2021-23964」「CVE-2021-23965」など、重要度が4段階中2番目にあたる「高(High)」とされる脆弱性5件を修正した。 さらに「中(Moderate)」とされる6件、「低(Low)」とされる2件を解消。「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。 また脆弱性へ対処した延長サポート版「Firefox ESR 78.7」についてもあわせてリリース。「Firefo
ラックは、2020年にインシデントの緊急対応を支援するサービスで対応したインシデントの傾向について取りまとめた。「Emotet」を中心にランサムウェアなど、マルウェア対応が半数超を占めた。 2020年の支援件数は大幅に増加。2016年に次いで過去2番目に多い件数だった。対応したインシデントの傾向を見ると、「スパムボット」が35%、「ランサムウェア」が10%、「標的型攻撃」が2%など含め、あわせて52%がマルウェア関連となっている。 マルウェア関連の緊急支援は、2018年は全体の32%だったが、2019年には48%となり、2020年には半数を超えた。背景には「スパムボット」の大半を占める「Emotet」の流行があり、2020年前半の1月から2月、8月から12月にかけて対応が急増したという。10月下旬からはマルウェア「IcedID」に関連も増えた。 マルウェア以外では、「ID不正利用(6%)」
PHPの開発チームは、脆弱性を修正した最新版「PHP 8.0.2」「同7.4.15」「同7.3.27」をリリースした。 今回のアップデートでは、「SOAPクライアント」におけるNULLポインタ参照の脆弱性「CVE-2021-21702」に対処。また「PHP 8.0.2」「PHP 7.4.15」では複数のバグを修正した。 「同7.4.15」「同7.3.27」については、セキュリティリリースとされているが、一方「同8.0.2」は、バグフィックスリリースと位置づけられている。 開発チームでは「PHP 8.0」「同7.4」「同7.3」のすべての利用者に対し、アップデートを実施するよう求めた。 (Security NEXT - 2021/02/05 ) ツイート
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