日本による中国侵略戦争に関する大型資料集『日本中国侵略戦争軍事機密文書・最高意思決定』が28日、北京で発表された。昭和天皇をトップとする大本営による中国侵略戦争の発動と指揮の全過程における意思決定の内幕を際立たせており、これまで未公開だった、あるいは最近発見された機密文書が多い。中国新聞社が伝えた。 中国人民抗日戦争記念館と線装書局の共同編纂、線装書局の出版による全45冊の同資料集は、『日本中国侵略暗号電報・九一八事変』、『日本中国侵略暗号電報・七七事変』、『日本中国侵略軍事機密文書・台湾侵占』に続き、またも日本による中国侵略の犯罪行為を暴く大作だ。 「増兵し対中全面作戦の準備を整える」、「盧溝橋事件の解決に関する対中交渉方針」、「南京入城後の処置」、「南京城攻略要領」。資料集を紐解くと、書類原本の影印の後に中国語の翻訳が添えられている。 「全て日本自身の機密文書を時期・種類別に組版した、