韓国政府のある関係者は最近、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェイスブックを利用してみて、非常に驚いた。機務司令部(韓国軍の情報部隊=機務司)のある要員の自己紹介欄に「機務司」と書いてあったからだ。この関係者は「その要員に連絡を取り、すぐに消すよう指示した。防ちょう(敵のスパイ活動を無力化すること)担当者であるにもかかわらず、SNS経由で個人情報が流出する可能性があることを知らなかった」と語った。 韓国軍将兵のSNS利用が増える中、情報流出やセキュリティーの問題が改めて浮上している。フェイスブックの検索欄にハングルで「陸軍」「海軍」「空軍」と入力すると、各種の小さなグループのほか、各軍に属する将兵の個人情報まで出てくる。「海士○○期」「陸軍○○師団」など所属だけでなく「兵長4号俸」など階級を明らかにしているケースも多かった。一部の兵士は「陸軍○○師団○○○連隊○○大隊○○