プログラムの時間的、及びメモリ確保の挙動についてプロファイルを取るのに加えて、プログラムのメモリ使用状況の時間的な変化を表したグラフを生成することができる。これは、プログラムが実行時に必要以上のメモリを使っているときにスペースリークの原因を探るのに便利である。スペースリークはGCを酷使するので実行が遅くなりがちであるし、場合によってはプログラムがメモリを使い果たすこともあり得る。 プログラムのヒーププロファイルを生成するには、以下の手順に従う。 プログラムをプロファイル用にコンパイルする。(5.2. プロファイルについてのコンパイルオプション) 下で解説されているヒーププロファイルオプションのどれかを付けて実行する。(例えば、基本的な生産者プロファイルなら-h)。これでprog.hpというファイルが生成される。 hp2psを実行して、Postscriptファイルであるprog.psを作る。