福島医大病院で2017(平成29)~18年、コンピューターウイルス感染により検査装置が不具合を起こし、患者へのコンピューター断層撮影(CT)などをやり直すトラブルが2件起きていたことが3日、分かった。当時病院はウイルス感染によるトラブルを把握しておらず、厚生労働省からの照会をきっかけに今回判明した。病院は同日までにトラブルを発表、患者に説明して謝罪した。 病院によると、感染したのは世界的なサイバー攻撃に使われる身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」の一種「WannaCry(ワナクライ)」の亜種。17年8月~18年1月、検査装置が自動で再起動するなど、ウイルス感染が原因と疑われる不具合が11件起きた。 このうち、患者のCT撮影中に装置が再起動したため画像が保存されず、撮影をやり直したトラブルが1件あった。エックス線撮影中にも同様のトラブルが1件あった。患者情報などの外部流出や、身代金の要求な
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