ファンクションポイント法(以下、FP法と略記)は、ここ10年ほどの間でソフトウェアが持つ機能の規模を計測するための代表的手法として広く知られるようになった。反面、システム開発の「工数・コスト等の見積もり」時にFP法を活用する組織の数は未だ多くない。今後の普及の鍵を握るのは、近年になって提唱されている新たな見積もりモデルだ。 FP法はソフトウェアの規模を数量化する手法で、利用者が認識できるソフトウェアの機能を、実装方法に依存せずに計測できるという特徴がある。FP法には複数の計測手法がある。最も普及しているのはソフトウェアの機能に対する仕様確定後の計測を前提とするIFPUG法(*1)であるが、NESMA法(*2)等のIFPUG法を簡易化した手法や、自己の組織内でカスタマイズした手法を採用する組織も多い。FP法による規模の計測結果はファンクションポイント(以下、FPと略記)という数値で表される。
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