家主滞在型の民泊は地域や町に◎ ADDressは家守(やもり)という家主を物件に配置している 家守は宿泊者と地域をつなぐ橋渡し役として機能し、地域や町ににぎわいをもたらす はじめに住宅宿泊事業法が施行されて、1年5か月が過ぎました。いわゆる、民泊新法の施行からです。民泊利用者のマナーが社会問題化し、民泊新法という規制が設けられ、そのタイミングで民泊から手を引く投資家が増えました。なぜ、彼らは民泊から手を引くのか。取材の一環で出会った投資家は、「もう民泊運営は、片手間ではできない」といいます。他方で、民泊が町おこし、地域活性化、地方創生に貢献している事実もあります。これは、民泊の成功事例と呼べるでしょう。キーワードは家主滞在型です。 2018年に開催されたシェアリングエコノミー協会のイベントで、ゲスト・シェアハウスの企画や運営を手掛けるNPO法人の代表理事・中村功芳氏(画像下)は、こう話しま