今日は、Webフォントの話題を。日本語Webフォントは、「使いたい、でも重くなるからちょっと」という人が多いと思います。でも、グーグルがクラウド上でWebフォントを提供し始めたことで……。 グーグルが日本語のWebフォントをクラウドで提供開始グーグルが日本語のWebフォントを提供し始めていました。実は、2014年7月からあったらしいのですが、私はつい最近になって知りました。 その名も、「Noto Sans Japanese」。このページの表示も、「Noto Sans Japanese」にしてあります。 Noto Sans Japaneseは、6934文字に削減したサブセット版が提供されており、ウェイト(太さ)が7バリエーション。1ウェイトあたり約4.5Mバイトほどのサイズです。 使い方を簡単に説明すると、CSSで定義ファイルを読み込み、 <style> @import url(http:/
優れたコンテンツ構成の鉄則を探る!優れたコンテンツとは顧客の悩みを解決できるため、検索やお気に入りから訪問者を獲得できます。そして、そのコンテンツは別のページに誘導する力があり、しかもゴールに結びつける力があります。 前回説明したように、こうしたコンテンツは、天才的なアイデアや人並みはずれた文章力で作られるのでしょうか。実際にはそうではありません。普通のビジネスパーソンが、普通に考え、普通の文章力で作ったものが成果を上げているのです。 意図的ではない分、成果が小さいことがもったいないのですが、これを意図的に行っていけば、狙った成果をより大きなものにできるはずです。それでは、コンテンツの成果が上がる構成とはどんなものなのか解説していきます。 コンテンツの見出しは画像を使わず2行のテキストで作る前回説明したように優れたコンテンツは、検索集客力が高く検索から顧客と出会う力を持っています。検索から
Webサイトはあるけれど活用方法がわからず、業界情報を発信するだけ――そんなサイトを、5つのウェブ戦略でリニューアルし、問い合わせを2倍にUPした事例を紹介します。また、記事の後半では、Webサイトに来た問い合わせを逃がさず契約につなげるための2つのデータ活用術も紹介します。Webサイトを集客から契約まで活用する方法を知りたい方必見! ウェブサイトを活用して新規開拓 今回の事例は、愛知県扶桑町に拠点を置くB to B企業「フジイ金型」というダイカスト金型専門の金型メーカーです。 まず、具体的な売上UPの戦略を紹介する前に金型の説明からしましょう。「金型」とは、部品を量産するために作られる金属製の型のことです。金型にはいくつかの種類があり、代表的なものとしては、次の3つがあります。 プレス金型(金属材料を打ち抜いたり曲げたりして成形する)鍛造型(圧力を加えることで材料を変形させる)鋳造型(高
サイトに初めて訪れたユーザーが、その後もユーザーとして継続的に訪問しているのかを知りたい。今回は「最初のセッションの日付」セグメントを使って、リピート訪問分析の方法を紹介する。このセグメントはユーザーベースで、初回訪問の時期をグルーピングしてセグメント化するものだ。 メディアサイトやeコマースサイトなどは、いったんサイトを知ってくれたユーザーがその後継続的に訪問してくれることが、サイト運営の効率上で重要な要素の1つだろう。Webサイトではないが、モバイルゲームアプリなどでは、獲得ユーザーのその後の有料化率、累計アイテム購入額などが、ビジネスの成功を大きく左右するとも聞く。 何らかのきっかけでせっかくサイトを知ってもらったユーザーが、その後サイトに継続的に訪問してくれているのか、どんなコンテンツに接触しているのか、成果に寄与してくれるのかを、ユーザーになってくれた世代別に評価できれば、ある程
SEOと「コンテンツ」は、もはや切っても切れない関係だ。良質なコンテンツなしに、SEOの成功はあり得ない。 ここで問題になるのが、「良質なコンテンツをいかにして作成するか」だ。コンテンツの重要性を認識していたとしても、ユーザーに支持される良いコンテンツを作るのは、経験がないとなかなか難しいし、時間がかかる。 では、自分たちだけでは厳しいからと、お金をかけて外部にコンテンツ作成を依頼したとしても、実は、思ったようにいかないものだ。たとえプロのライターに頼んだとしても、こちらの望むようなコンテンツが仕上がる保証はない。 こちらの記事では、ライターに良いコンテンツを書いてもらうためのコツを、こと細かに解説している。実際の現場での流れに沿っているので、あなたにも実行可能なはずだ。 ブログ主の会社の宣伝を兼ねた記事のためピックアップを若干躊躇したのだが、中身が良いので紹介することにした。 日本語で読
その製品は、「思考型」の製品なのか「感情型」の製品なのか。消費者にとって関与度は高い製品なのか低い製品なのか。 製品タイプ「思考型」の製品とは、消費者が購入前に十分に考慮する製品だ。このタイプの製品では通常、消費者は購入前にいろいろと調査してさまざまな取り組みを行う。 「感情型」の製品とは、購入のプロセスで感情がきわめて重要な役割を果たす製品だ。 関与度「高関与度」の製品は、消費者が購入の決断にじっくりと取り組む製品だ。そのような製品は総じて高価な傾向にあるが、必ずしも金銭的な面だけの問題ではない。いったん購入すると変更に多くの時間がかかるものや、長期的に見た場合の影響が無視できない大きさとなるものもある。たとえば、個人退職基金口座(IRA)の開設は「関与度が高い」買い物だ。壁紙の購入も「関与度が高い」買い物にあたる。 「低関与度」の製品は、より衝動的に、とっさに購入される傾向がある。消費
関係を築くブランドに対する信用と信頼性を高めるリンクを獲得してドメイン名のオーソリティを向上させる自サイトのオーディエンスとリーチを増やすコミュニティを育てる適切な顧客からのコンバージョンを得るあなたがWebコンテンツを活用する理由が、上に挙げたような目標を自らのビジネスで達成するためならば、道筋は正しい。だが留意してほしい。あなたが作るコンテンツはすべて、「より高い目的」に貢献すべきだということだ。 コンテンツを作るのは、マーケティング用のToDoリストをこなすためだけではない。重要なのは、コンテンツを活用してビジネスに差をつけることだ。 ビッグコンテンツの世界へ足を踏み入れる最近まで、当社Mack Web Solutionsが自社ブランドのために作ってきたコンテンツは、ブログ投稿、インフォグラフィック、スライド資料などだった。だが数週間前に、今まで書いた中では最大規模のコンテンツを公開
スマートフォン対応やタブレット対応が必須の時代に、CMS(コンテンツ管理システム)はどうあるべきで、Web担当者は「ユーザーに価値をもたらすWebサイトやコンテンツ」をどう考え、デザインし、実装すべきなのか。 長谷川恭久氏がMovable Type(MT)の公式サイトを最新バージョンのリリースにあわせて大きくリニューアルした際の「コンテンツの根本改革」を、その背景にあるユーザー変化とCMSの関係とともに解説する。 CMSは「サイト管理ツール」から「コンテンツ管理システム」へ Movable Typeが見据えるマルチデバイスの世界筆者が進めたサイトリニューアルの考え方を解説する前に、その背景となった考え方を、 CMSの役割ユーザーの環境や行動の変化という観点から解説しておきます。 CMSのようでCMSではなかった時代「CMS(コンテンツ管理システム)」という言葉が企業Web担当者のなかで使わ
どちらのほうが検索ユーザーの目に留まってクリックされやすいと思いますか? 確かなデータはありませんが、パンくずリストのほうがクリックされやすそうですよね(特にWeb担のような無機質なURLの場合は)。 最近の検索エンジンは、サイト上でふつうにパンくずリストを出していれば、自動的に検索結果でパンくずリストを表示するようにしてくれるようです(「リッチスニペット」と呼ばれるもの)。しかし、Web担のように、おかしなこだわりでパンくずリストの区切り文字をふつうの「>」ではなく「«」にしていると、自動認識されずにさみしいことになります。 そこで、ページのHTMLに「microdata」という仕組みで手を加えて、グーグルに「ここがパンくずリストだよ」と教え、検索結果ページで使ってもらえるようにする方法を紹介しましょう。 ふつう、パンくずリスト部分のHTMLは次のような感じになっていると思います。 <a
キーワードカニバリゼーション(キーワードの共食い効果)については、あまり検索エンジン最適化(SEO)のフォーラムで扱われる問題でもなければ、SEOマーケターがウェブサイトの再検討においてとりわけ顕著に取り上げるものでもない(少なくとも僕の経験では)。 しかしキーワードカニバリゼーションは、いくつかの別々の理由から、ページが獲得すべきランキングの可能性を損なう可能性がある。最初に、どのようにしてキーワードカニバリゼーションが発生するのか説明したいと思う。 キーワードカニバリゼーションは通常、ウェブサイトの複数のページにある単一のキーワードやフレーズをターゲットにすることを、そのサイトの情報アーキテクチャが要求しているときに発生する。多くの場合、これは無意識に起こるが、その結果、タイトルやヘッダーのタグに同じターゲットキーワードを持つページが、数ページから数十ページもできてしまう。このことの背
URL(Uniform Resource Locator)とURI(Uniform Resource Identifier)の構造の違いはご存知ですか? Webページのアドレスを指す場合はどちらを使うべきなのでしょう。URLを分解して「https:(スキーム)」「#(フラグメント)」「?(クエリ)」「パス(path)」などの名称・意味についても解説します。 今日は、ノウハウというよりは、豆知識を。「URL」という呼び方と「URI」という呼び方がありますが、どう違うのか、あなたはご存じですか? Webページのアドレスを指す場合は、どちらを使うべきなのでしょうか。 URLとURIは何が違うのか結論から言うと、URIとURLは同じものではありません。「URI」のほうが広い概念で、「URL」はURIの部分集合です。同様の仕組みに「URN」というものがあります。 その3つを別のものにたとえてわかりや
40分でできるホームページ診断 最低限クリアしたい40項目のチェックシート[訪問者目線編 2008年版] SEO? ユーザビリティの向上? それ以前にしなきゃいけない「サイト作りの基本のキ」を、あなたのサイトではちゃんとできているだろうか? 高度な施策に目を向ける前に、最低限クリアしておきたいチェックポイントをまとめてみた。あなたのサイトは何点とれるだろうか? TEXT:編集部 協力:株式会社 環 ウェブサイト作りの基本のキSEOやユーザビリティに限らず、キーワード広告、アクセス解析、LPO、リッチインターフェイスなど、サイトの効果をアップさせる手法はさまざまあり、Web担でも詳しく解説してきている。 しかし、そういった施策にコストを割く前に、現状の自社サイトが、訪問者が「あれれ?」とマウスをうろうろさせてしまうような状態になっていないか確認したことがあるだろうか。 そんなあなたのために、
この問題は、露出量で料金が決まるCPM契約のディスプレイ広告に売上を依存しているサイトの多くをひどく悩ませているので、今日はここでその問題を取り上げておこうと思う(シアトルには夜8時に着いて、タクシーで飛んで帰ってバネッサ・フォックス氏の火曜日の記事を読み、多少は睡眠時間をひねり出さなくちゃいけないんだけど、まあ、その話は置いといて)。 さて、ページ分割に関する基本的なジレンマを以下に挙げておいた。 CPM広告の売上はページビュー数に基づいている(ページビュー数が多ければ、それだけ広告の表示回数も多くなるため)。長いニュース記事(あるいは、同じような意味で長いコンテンツ)を分割して、より読みやすい長さの複数のページにすることは、(ユーザーの好みにもよるが)ユーザー体験の見地から見て良いばかりではなく、より多くのページビューが稼げ、結果として広告売上も増加する。SEOの観点から言うと、記事を
[コラム]カスタマーエクスペリエンスで 道は開ける ~フォレスター・リサーチのWebサイト方法論 by ジョナサン・ブラウン フォレスター・リサーチのシニア・アナリストであるジョナサン・ブラウン氏によるウェブコラム。 主にカスタマーエクスペリエンスとマーケティングの側面から企業のビジネスをサポートしているジョナサン氏が、企業サイトにおけるユーザー志向の考え方や方法論をさまざまな切り口で解説します。 前回のコラムでは、サイトの目的にかかわらず必要になることが多い、企業サイトの申し込みフォームについて、フォレスターが調査した「なぜ途中で申し込みをあきらめてしまうのか」の概要と、申し込みフォームが使いづらい具体的な原因の1つ「フォームのラベルやボタンの位置やデザイン」とその解決方法を解説しました。 今回は、その続編として、申し込みフォームをより使いやすくするために注意するべき具体的なチェック点や
[コラム]カスタマーエクスペリエンスで 道は開ける ~フォレスター・リサーチのWebサイト方法論 by ジョナサン・ブラウン フォレスター・リサーチのシニア・アナリストであるジョナサン・ブラウン氏によるウェブコラム。 主にカスタマーエクスペリエンスとマーケティングの側面から企業のビジネスをサポートしているジョナサン氏が、企業サイトにおけるユーザー志向の考え方や方法論をさまざまな切り口で解説します。 前回のコラムでは、ウェブサイトを使っているお客様がなぜ途中であきらめるのかというテーマで話しました。「ウェブサイトの欠陥」を大きくくくると、次の4つのどれかに当てはまります。 サイトのコンテンツ自体が足りない(価値の欠陥)価値のあるコンテンツが探しにくい(ナビゲーションが悪い)価値のあるコンテンツは見つかったがよくわからなかった(プレゼンテーションが悪い)サイトに信頼がなかったために使うのをやめ
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