医療福祉系ソフトの開発と販売を手掛けるワイズマン(盛岡市盛岡駅西通)は12月7日、同社が提供する電子カルテシステムに介護施設など介護サービス事業者との連携をサポートする新たな機能「MC.net」を実装し販売すると発表した。販売は来年4月から。 この機能を実装するのは同社の「電子カルテシステムER」で、すでに中小規模の病院を中心に100件以上の受注実績がある。MC.netは医療側が介護事業者との連携用として、これに患者の基本情報や診療ケア記録の共有化、さらに経営データをも集約することで、医療・介護のみならず経営面での支援も可能にした。 同社では「過去に全国2万以上の介護システムの導入実績から得たノウハウを生かし、医療と介護のシームレスな連携を実現した」としている。 同機能はPCブラウザーのほか、iPadでも利用可能。