海上自衛隊とアメリカ海軍が共同使用している神奈川県の厚木基地周辺で、平成25年度からこれまでに、飛行中の航空機にレーザー光線とみられる光が当てられたという報告が70回以上あったことが海上自衛隊への取材で分かりました。 海上自衛隊によりますと、これまでにパイロットらがけがをしたり着陸などの際のミスは起きたりはしていないということです。また、光が出ていたとみられる場所については特定できていないということですが、基地の北東の方向から出ているケースが多いということです。 海上自衛隊はパイロットの目に当たった場合、操縦に影響が出るおそれがあるとしたうえで「光を当てる目的は分からないが本当に危険なのでやめてほしい」と話しています。