中東情勢への懸念などから原油価格が上昇している影響で、今週のレギュラーガソリンの小売価格が全国平均で4週連続の値上がりになるとともに、灯油の店頭価格も17週連続の上昇となっています。 値上がりはこれで4週連続で、2年半ぶりの高い水準が続いています。 また灯油の店頭価格も全国平均で18リットル当たり1551円と、前の週より26円値上がりして17週連続の上昇となっています。 ガソリンなどが値上がりしているのは、産油国のサウジアラビアやイランなど、中東情勢に対する懸念が続いていることや、アメリカの記録的な寒波で石油の需要が拡大するという見方が出て、原油価格が上昇したためです。 今後の見通しについて石油情報センターは、「原油価格の上昇が続いているうえ、これまでに原油価格が上昇した分も、国内のガソリン価格などにはまだ転嫁しきれたとは言えないため、来週もガソリンなどの値上がりが見込まれる」と話していま