週末でにぎわうベルリンの公共プール=9月9日【時事通信社】 プールで女性が男性と同じように上半身裸になることを認める動きが広がるドイツで、有力紙フランクフルター・アルゲマイネは、「今夏のプールは移民社会の新たな戦場になった」と伝えた。トップレスの容認が新たなトラブルの火種になりつつあるという。何が起こっているのか。夏の終わりにベルリンのプールに向かった。(時事通信社ベルリン支局 山本拓也) 普及する「ブルキニ」 9月初旬、久しぶりの真夏日となった週末の公営屋外プール。照りつける日差しの中、どこでも変わらぬ子どもたちのはしゃぎ声に和む一方、日本ではあまり見かけない二つの光景に出くわした。トップレスでくつろぐ女性らと、頭から手足首までを覆った水着姿の女性らだ。 ベルリンでは3月、公営プールの事業団が「『トップレス』での水泳は誰にでも等しく許可される」と発表した。もともとヌード文化の土壌があった
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