メキシコのユカタン半島カンペチェ州のジャングルでマヤ文明の古代都市が発見されたそうだ。 スロベニア芸術科学アカデミーの准教授 Ivan Sprajc氏率いるチームが15基のピラミッドや球技場、石碑などを見つけた。ピラミッドは高さ75フィート(約23メートル)のものもあるという。 赤い石という意味を持つChactunと名づけられたこの都市は、グァテマラにある古代マヤの大都市ティカルよりも規模は小さく、人口は3万から4万くらいだっただろうとSprajc氏は見ているが、正確な推測には更なる調査が必要だという。 この遺跡はこれまで学会では知られていなかったが、20、30年前には人が踏み入った形跡があるそうだ。 複数の球技場の存在はこの都市がとても重要な都市であったことを意味しており、600~900年に栄えたとみられている。この時期、マヤ文明はすでに衰退期に入っており、おそらくこの都市も気候変動や戦