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2007年4月2日のブックマーク (3件)

  • からっ風野郎、あるいは… - agnos/memo

    とんだ爆弾が仕掛けられていたものだ。  初めて入った貸しビデオ屋に検索システムがあったので、『黒蜥蜴』見たさに「三島由紀夫」で検索したら、(知らなかったのだが)なんと三島が大映『からっ風野郎』(監督:増村)なる映画で「主演」していて、それがビデオ屋にあったのだ。しかもあの大女優、憧れの若尾文子との共演じゃないか。パッケージの写真も激しすぎる、キケンすぎる*1。  早速見てみた。衝撃だった。いまでも各シーンを思い出すたびにいくらでも笑えるほどなのだが、衝撃の質が私の内部でしだいに変化していったのも事実である。そこらへんを記録しておこう。 〜〜〜〜〜  まずは三島の演技の下手さ加減に唖然。滑稽すぎる演技で、たとえば酒瓶の栓を抜く動作一つですら、不自然に虚空に弧を描くようになってしまう。もう、爆笑の連続。台詞回しも棒読み、というか不自然なヘンな力みが…。ワンカットだけ録音してあるので文字に起こし

    laiso
    laiso 2007/04/02
  • Amazon.co.jp

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    laiso 2007/04/02
  • 小説のありかたをめぐる物語 佐藤友哉『1000の小説とバックベアード』 池上冬樹 波 2007年4月号より

    『1000の小説とバックベアード』を読みながら、小説の新しさとは何なのだろうと思った。“書き尽くせ、たたき尽くせ、壊し尽くせ!  こんな世の中も、文学も。現実を駆逐した先にしか、僕らの世界は来ないのだから”とは、佐藤友哉の前作『子供たち怒る怒る怒る』のコピーであり、実際その威勢のいい言葉通り、すさまじい“駆逐”ぶりだった。だが一方で物足りなさもあった。アメリカ文学の狂犬、ジェイムズ・エルロイの小説と比べると暴走ぶりが足りない。 というと佐藤友哉の愛読者は首を傾げるかもしれない。『子供たち怒る怒る怒る』では近親相姦、少女への集団レイプ、学校内での殺戮の嵐、死体凌辱など、殺人と暴力がエスカレートし、あらゆる倫理を蹴散らしていたからである。 たしかに題材的にはそうなのだが、佐藤友哉もまた若い作家たち(とくにライトノベル出身の作家)の特徴的な文章、すなわち文章の密度よりもスピードを優先する記号

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    laiso 2007/04/02