http://www.1101.com/ghibli/index.html 宮崎駿のいやらしさを象徴するような逸話だと思う。 私は宮崎駿は大好きで、大嫌いだ。 ナウシカ、トトロ、ラピュタ、各作品の記憶を遺伝子に持たないアニメには興味が無いと言っていい。しかし。 氏が作品中で可とする人間像は非常に限られていて、特に女性にはつっこみどころが多い。 彼の世界で、なぜ女性は純粋無垢であり続けないければならないのだろう? 私が見る宮崎駿の女性観は、「こうあってほしい」という願望でもなければ、「こうだったらよかったな」という悲願でもないし、「こんなんだったりして」というオタク的恥じらいもなく、「こうあるべきだ」という理屈もない。「こうだ」という排他的背景でしかない。本人が意識しているかどうかにかかわらず。 しかし、作品中の世界には、女性を無垢たらしめる環境が整備されていないのだ。 この人の作品の舞台っ