20代の若者をつけ狙う悪質商法の手口。収入減や将来への不安につけこんで、詐欺師たちは投資や副業を持ちかけてきます。その時、はっきりと断れずに「お金がない」と言っていませんか? 詐欺師たちはこう言います。 「お金がないなら借金すればいい」と。 今、お金が無くとも強引に契約を迫る手口が若者を中心に広がっています。 特にこの手口が目立つのは、「お金稼ぎの方法が分かる」とうたう教材の契約や化粧品などを知人に売れば報酬が入ると誘うマルチ商法などです。 きっぱりと断れない若者に対して、儲かるかどうかが不確実であるにも関わらず「借金しても、すぐに返済は可能」と詐欺師は迫ります。 主な事例では、大学の友人に誘われて投資に関する教材の勧誘を受けたが、約50万円と高額だったので「お金がない」と告げたところ、「みんな借金をして契約している。必ず儲かるので、すぐに返済できる!」と返され、ついに断りきれず貸金業者か