2024年5月13日のブックマーク (1件)

  • ホモ・エレクトゥスとは?

    約190万年前、アフリカ大陸にホモ・エレクトゥスが出現しました。彼らはホモ・ハビリスに続くホモ属の一員で、脳容積の増大や火の使用といった進化の特徴を持っていました。ホモ・エレクトゥスはアフリカからユーラシア大陸へと拡散し、ジャワ原人や北京原人などの地域集団へと進化しました。 脳容積の増大と直立二足歩行 ホモ・エレクトゥスは、アウストラロピテクスに比べて脳容積を約900ccまで増大させ、自由に直立二足歩行する能力を身につけました。これにより、狩猟技術が向上し、より高度な打製石器の使用や火の使用を開始しました。 世界への拡散 彼らの化石はアフリカだけでなく、世界各地で見つかっています。これは、ホモ・エレクトゥスがアフリカからユーラシア大陸に広く移住したことを示しています。特に、ジャワ島で見つかったジャワ原人や、中国の周口店で発掘された北京原人は、ホモ・エレクトゥスの代表的な地域集団です。 その

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