実効値 交流の電圧の大きさは表現に困る 直流の電圧は時間が変わっても一定ですので、その電圧の大きさは 30V 、などと表現できますが、 交流の電圧は時間によって変わるので一概に 30V とはいえません。t=2s のときは 27V で、t=4s のときは -23V だったりします。(このような瞬間々々の値を瞬時値といいます。) かといって、各瞬時値の平均をとると 0V になってしまいます。 しかも、最大値*波の振幅のことです。『誘導起電力の大きさ』で説明した V0 のことです。 閉じるが大きいときも小さいときも 0V となってしまいます。 ですので、各瞬時値の平均値というものは交流の大きさを表現するのにはふさわしくありません。 別の考え方として、負の瞬時値を正に置き換えてその平均をとって(絶対値の平均をとる)、交流の大きさを表現することもあります。交流の平均値といいます。積分して求めるのです
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