シャーリーン・リー(村井章子訳)「フェイスブック時代のオープン企業戦略」、朝日新聞出版(2011) お奨め度:★★★★★+α 顧客に対しても、社内においても、オープン戦略が取られ始めている。まだ、大きなうねりになっているとまではいかないが、止まる流れではない。特に、Twitter、facebookの急速な普及は、この流れを加速すると見られている。そのような中で、組織やリーダーシップはどうあるべきかを論じた一冊。原題は、35ドル支払ったオンライン調査で圧倒的に人気だった「オープンリーダーシップ」だった。微妙な邦題だが、基本的にはオープンリーダーシップの本である。 ◆オープンリーダーシップとは 本書の基本的な指摘は、このような状況において組織やリーダーは、コントロールを手放すことによって、新しい関係を築くことが必要であり、その関係を「オープンリーダーシップ」と呼ぶ。著者はオープンリーダーシッ

