手外科の領域においても「No man's land」が存在する。 それは指の第2関節から手掌にかけての腱損傷の治療の事で一昔前は何人も手をつけてはならない場所として外科医の間では知られてました。 腱損傷と場合、腱の縫合自体はそんなに難しい事はありませんがこの場所においては腱を縫合した後、必ず縫合した腱ががちがち周囲と癒着しとても動く指にはならず、治療成績が悲惨だったからです。 しかし近年の手外科の専門性とリハビリ法により「Some man's land」となり手外科の熟練した術者、リハビリスタッフにおいて治療の可能性があり治療できるようになってきています。 私も勤務医時代、特に大学病院時代は手外科グループの一員でこの「No man's land」に痛い目にもあいその怖さをしり、その本場のセラピストのリハビリについての講義を受けその手法を勉強してきました。 私が田中外科に来てからは「No m
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