―金羊網― 先日は、中国伝統の「八卦図」を、韓国国旗からの盗用だとまたも言いがかりをつけられ、韓国相手に苛立ちをかくせない中国ネットユーザですが、こんどは韓国の歴史学者が、「孫」姓の中国人は韓国人が祖先などという珍説を発表し、掲示板などで中国人の怒りをかっています。 もとは韓国「朝鮮日報」で報じられたもので、それによると成均館大学歷史学の朴芬慶教授が、中国の「孫」姓の家系をくわしく調べたところ、辛亥革命を起こし、「中国革命の父」と呼ばれる孫文(孫中山)が韓国の血統をもつことが判明したのだそうです。 朴芬慶教授によれば、紀元前1000年ごろ、朝鮮の最南端、現在の済州島付近に住む古朝鮮人は、かつて軍隊を組織し周朝の兵として戦ったことがあるのだそうです。 戦いでは古朝鮮人の武勲は誉れ高く、周文王は古朝鮮人に対し、孫の土地(いまの河南省宜陽県あたり)を与え、これに報いました。つまりはその土地の名を