仙台市教委は2日、大量在庫が問題になっている布マスク「アベノマスク」について、50万枚の配布を厚生労働省に申請したと明らかにした。市立小中学校182校に配布する方針だが、新型コロナウイルス対策としての使用は想定せず、感染収束後の学校活動に生かしてもらう。 布マスクは、不織布マスクと比べ、エアロゾル感染(空気感染)を抑制する効果が低いとされる。市教委は「(感染力が強い新型コロナの)感染対策に使うつもりはない」と説明し、不織布マスクの代わりに布マスクを児童生徒に配布することは考えていないという。新型コロナが収束してマスクを外した学校生活に戻った後、給食の配膳や掃除、実習系の授業などで活用することを想定するが、具体的な使い道は各校に任せるとしている。 市教委によると、新型コロナの感染拡大以前も、インフルエンザの流行期に給食の時間に配膳係が使用するため、年間50万枚の使い捨てマスクを調達して各校に
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