目標資産総額は実はあまり意味がない 個人投資家で目標資産総額を意識しない人はいないでしょう。1000万円を超えたぐらいからスケールメリットを実感し始めます。また、1億円を超える「億り人」という言葉が1つの目標になるぐらいです。 好調な相場だと、昨年より数百万、数千万、資産が増える。そのような増え方をしてきます。多くの人は、これぐらいの金額になると給与に与えるインパクトが大きくなってきます。 ややもすると、「トレードで生きていけるのではないか」という思いも生じかねない勝ちっぷりです。また、月々の給与を眺めて、その金額の少なさと投資の成果の大きさに違和感を感じる人もいるかもしれません。 「これだけがんばって、〇〇万か」 となるわけです。 また、「去年〇%増えた。この調子で20年続くと〇億円か」などという皮算用をしたくなる相場でもあります。 これらの発想の前提になるのは、永続的なブル相場、強気相