『若草物語』『17歳のカルテ』『オータム・イン・ニューヨーク』など数々の名作で活躍しながらも、境界性パーソナリティ障害を告白し、2001年にブティックでの万引き事件で逮捕された女優ウィノナ・ライダー。元祖「プッツン女優」と称され、ハリウッドからしばらく姿を消した。 あれから15年、細々と芸能活動を続けてきた彼女は、ネットフリックスの2016年ドラマシリーズで「完全復活」を遂げたように見える。彼女は何を考えてきたのか? 米カルチャー誌「ニューヨーク・マガジン」の記者による独占インタビューをお届けする。 「感受性が強いとか、傷つきやすいとかいう理由から女性を批判する人たちにはもう、うんざり。ひどいことだと思うの」 ウィノナ・ライダーは、女性の感性を病的なものとみなすマスコミの傾向についてそう語る。だが同時に、彼女はネットフリックスで配信中の『ストレンジャー・シングス』で自身が主演するキャラクタ
“障害”ってそもそも何だろう? 困難の原因を「社会モデル」から考える──バリアフリー研究者・星加良司さん こここスタディ vol.13 「“障害”って、一見バラバラな事象をひとまとめにしている、実はとても不思議な言葉なんですよ」 インタビューの冒頭、思わぬ言葉を投げかけられてハッとした。 私自身、ダウン症の親戚、人工透析が必要で車椅子生活を送っていた叔父、精神障害のある友人がいる。個別でみると、起こる症状も困難も全く異なるのに、社会から見れば3人とも“障害者”と位置付けられている。その事実に向き合わされた。 話をお聞きした星加良司さん(東大・バリアフリー教育開発研究センター 教授)によると、これまで一般的に使われてきた“障害”の考え方は、近代化に伴って生まれたものだという。福祉国家を目指すなかで、障害を「人の心身機能に制約があるから生まれるもの」と捉える立場(『個人モデル』または『医学モデ
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