リベートとは、売上割戻(わりもどし)、仕入割戻のこと。 例えば、携帯電話を仕入れた場合に仕入れた分量に応じて、供給元のメーカーが売上金の一部を仕入先の小売店に現金で事後的に返してくれること。 報奨金、奨励金などと呼ばれたりする。 事後的に貰える点で、その場でもらえる値引きとは異なる。 よく事件などでリベートが問題になることがあるが、この例でいうと、小売店側の仕入担当者がこれをもらうと背任行為として犯罪となる。 また、事前の取り決めなしに事後的に不公平なリベートの収受を行うと、合理性、公正性、透明性の観点から独占禁止法上の問題となることがある。