情報処理推進機構(IPA)は2011年3月22日、プログラム言語RubyがJIS規格に制定されたと発表した。日本で発案されたプログラム言語がJIS規格となるのは初めて。IPAでは「JIS規格化されたことにより、Rubyの相互運用性が向上し、Rubyを用いてより生産性の高いプログラム開発・システム開発が可能になる」としている。 IPAでは2008年に、筑波大学名誉教授の中田育男氏を委員長とするRuby標準化検討ワーキンググループ(関連記事)を設置し、Rubyの標準化を進めていた。Rubyコミュニティによるレビュー、日本工業標準調査会のレビューを経て、3月22日に「JIS X 3017」(プログラム言語Ruby)として官報公示された。 またIPAは同日、この規格を国際標準にするため、ISO(国際標準化機構)/IEC(国際電子標準会議)JTC 1(ソフトウェア技術標準化委員会)に対して国際標準化
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