貸本文化いま再び 「ゲゲゲの女房」に登場、業界紙復刻(1/2ページ)2010年7月31日11時1分 「全国貸本新聞」は貸本店の団結と地位向上を目指していた。作家のインタビューや読書推進運動の呼びかけなども目に付く 人気を呼ぶNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で大切な役割を果たした「貸本」。最盛期には全国に3万店あったとされる貸本店に向けて発行された月刊の業界紙「全国貸本新聞」が先ごろ復刻出版された。戦後復興期の大衆文化を担った貸本店とは何だったのか。忘れ去られようとしている「街の図書館」の姿が浮かび上がってくる。 「ゲゲゲの女房」の主人公の夫は貸本漫画家から出発し、貸本店が人々の社交の場になっている様子が描かれた。 ■最盛期には3万店 「全国貸本新聞」の創刊号は1957年9月12日付の発行で、発行母体である全国貸本組合連合会の創立を報じている。「三万業者の力を結集」との見出しを掲げた記事
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