「地震でもないのに常に揺れている気がする」 「四六時中揺れているように感じるからか、めまい、吐き気がする」 もしもあなたが東日本大震災や阪神・淡路大震災、さらには昨日4月14日(木)に起きた熊本地震を経験された方ならば、こういった症状に身に覚えがあるのでは? 「代官山パークサードクリニック」ウェブサイトによれば、これは「地震酔い」。専門用語では「後揺れ症候群」と呼ばれる症状なのだそう。 【内耳の三半規管などが刺激されて起こる】 基本的には乗り物酔いと同じ原理で生じる疾患であり、地震の時の振動によって内耳の三半規管と前庭組織が不規則に刺激されることで起こります。さらにここへ、余震などで刺激が継続的に加わると症状が慢性化。その結果「地震酔い」と呼ばれる症状が起こるのだそうです。 【理由として大きいのは「地震への不安」】 現在も余震が続く九州地方において、こちらの症状で苦しんでいる方も少なくない