黒煙をあげる老舗そば店「かんだやぶそば」=東京都千代田区で2013年2月19日午後8時26分、小出洋平撮影 19日午後7時20分ごろ、東京都千代田区神田淡路町2の老舗そば店「かんだやぶそば」から出火、木造2階建て店舗約80平方メートルが燃えたほか、隣接する建物にも一部延焼した。警視庁神田署などによると、出火当時、店は営業中で、客およそ20人や従業員らが避難した。けが人はいないという。 【別の写真】黒煙をあげる老舗そば店「かんだやぶそば」 同店女将の堀田ますみさん(68)は「社員食堂から煙が出た。古い家なので、どこかで漏電したのかどうか。分かりません」と肩を落とした。消火活動を見守っていた近くの会社に勤める男性(60)は「やぶそばは神田の一つのシンボル。また元に戻ってほしい」と話した。 ホームページなどによると、同店は1880年に営業開始。時代小説の大家、池波正太郎さんにも愛された。現