私は「いのちの重み・家族の絆・国家の尊厳」をモットーに、政治に関わってきた。 国政の決断で迷いのある時など、一人で靖国神社にお詣りして、英霊にお尋ねする。国難の時に生命を捧げられた英霊が、「最後に守るべき価値観とは何か」をお教え下さるのだと思う。 日本では古来から、「数え年」「お宮に灯(ヒ=霊)が灯る(→ヒト)」という言葉を使い、生命を目に見えない時から尊重してきた世界でも稀な、素晴しい国である。 私に二人目がようやく四年目に授かって、悪阻がひどい私を見て、娘が「お母さんがこんなに辛いのをこらえてお腹の赤ちゃんを大切に育てている事を、生まれてくる子に知らせたい。」と言ってくれた。 自分のよく行く美容院の茶髪のヤンキーの美容師さんが、「僕の誕生日には、『僕を生んでくれてありがとう』と、母にプレゼントするのです。」と言っていた。 私達がこうして生きて集えるのも、それぞれのご先祖たちが、どんな苦
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 東京大学大学院医学系研究科の佐々木敏教授から、4日のNHK「クローズアップ現代」に出ます、とお知らせをいただいた。テーマは「道は険しいけれど… ~“減塩社会”への挑戦~」だ。 おそらく、減塩というのは日本人の健康にとってもっとも重要な改善ポイントの一つだろう。食塩(塩化ナトリウム)を多く摂取して行くと、確実に血圧が上がって行くという明確な科学的根拠、エビデンスがある。それが、心血管疾患につながる。 日本人は、国内外の調査で食塩摂取量の多さが指摘されてきた。マスメディアはやれトランス脂肪酸フリーだ、無添加だ、とはやし立て、消費者
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