レトロな自動販売機と懐かしいゲーム機がそろう隠れた名所として、全国の利用者から親しまれた、埼玉県行田市下忍のオートレストラン「鉄剣タロー」が31日閉店する。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月から臨時休業していたが、安全面から営業再開を断念した。店主の女性(66)は「これまで続けてこられたのは、多くの人が支えてくれたおかげ」と感謝し、32年間の営業に幕を下ろす。 涙こぼれそう…丸広川越店の屋上遊園地、最後の日 思い出を懐かしみ長蛇の列 国内最後の屋上遊園地閉園 ■「御三家」設置 鉄剣タローは1988年7月、国道17号熊谷バイパス上り線、下忍交差点の近くにオープン。24時間、年中無休で営業しているため、長距離運転手らの憩いの場だった。 店内には昭和をほうふつとさせる古いゲーム機や自動販売機が並ぶ。マニアの間で「御三家」と称される、うどん、トーストサンド、ハンバーガーのレトロ自販機は開業当
