この記事は Go Advent Calendar 2016 の3日目の記事です。 はじめに 今回は gops という Google 製のツールを紹介したいと思います。 gops は ps コマンドの様に動作しますが、golang で書かれたプロセスに限って以下の機能を提供します。 スタックトレースの表示 メモリ状態の表示 ランタイム状態の表示 メモリのプロファイルを取り pprof を起動 CPUのプロファイルを取り pprof を起動 強制GC 以下一つずつ説明していきます。 golang プロセスの一覧 まず引数を何も指定せずに起動します。 $ gops 10224 go (/opt/go/bin/go) 10244* main (/tmp/go-build638808727/command-line-arguments/_obj/exe/main) 10257 gops (/opt/