武士道といえば新渡戸稲造の著書を思い浮かべるかもしれませんが、「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」の一文で有名な「葉隠」も日本文化の根幹を為す考え方がまとめられた書だと思う。 双方とも有名な本ですが少々読みにくいのが難点。でも、日本人なら是非読んでほしいと思う。 時代遅れといわれそうですが、これらの書には海外のビジネス書以上に日本人にマッチした観点を得られると思う。また、道徳について学ぶなら最高の書であるのは間違いない。 海外には騎士道というものがあり、その崇高な生き様は武士道に勝るとも劣らない精神だが微妙に違う。 この微妙な違いは日本人でないと解らないかもしれない。 海外から新しいものと一緒に考え方も入ってきている現在、私たちにとって本当に大切なこと、「日本人の精神」が書かれているのが「武士道」と「葉隠」。 新渡戸稲造の武士道 実はこの書、1900年にアメリカ合衆国(ニューヨーク)で刊行