リオデジャネイロ五輪に出場した日本代表チームの選手団が24日午前、羽田空港着のチャーター機2便に分かれて帰国。同日午後には都内でメダリスト55人や日本選手団の橋本聖子団長らが帰国会見に臨んだ。五輪開会式の入場行進で旗手・右代啓祐に続き、選手の前で役員団が行進したことが、日ごろから掲げる「アスリートファースト(選手優先)」の趣旨に反するのでは、という批判が起きたことに関する質問が出たため、橋本団長が回答した。 橋本団長は、「入場行進での批判はすぐに届き、役員の意見も聞いたが、『アスリートファースト』のはき違えだけしないようにしたい。役員が先なのは日本だけではなく他の国にもいた」と反論。「JOC全体で考えることだと思いますが、『どこまでがアスリートファースト』にすべきなのか、役員は一番後ろにすべきなのか、選手に負担のかからないように、より選手がより輝ける場所で環境を整えていくことを、指摘を受