「女性が大学へ行くと婚期を逃し、少子化が進む」といった言説は間違い――。そんな研究結果を、早稲田大などのチームがまとめた。高学歴化に伴う初婚や第1子出産の遅れはごくわずかだった。若い頃の結婚・出産は減少するものの、40代までに追いつきが見られ、最終的な未婚率には影響しなかったという。 【グラフ】出生数減少の要因は? 年代、男女間で意識差 1966年は60年に1度の「ひのえうま」の年で、迷信のため出生数が激減した。この学年は競争相手が少なく、他学年と比べ大学や高校などに進学しやすかった。 チームはこの点に着目。国勢調査や人口動態統計など、約180万人の大規模データを活用し、学歴や、初婚や第1子出産の年齢、既婚率などについて、66年4~12月生まれと同学年のため競争が緩い67年の早生まれと、人口が回復して競争が戻った68年などの早生まれを比較したうえで、統計的に分析した。 その結果、67年の早

