日本映画製作者連盟(映連、会長・岡田裕介東映グループ会長)は28日、2019年の映画の売り上げを表す国内の興行収入(興収)が、過去最高の2611億8000万円(前年比117・4%)になったと発表した。19年6月には多くの映画館が入場料金やサービス料金を100円値上げしたにもかかわらず、入場者数も1億9491万人に上り、1971年以来48年ぶりに1億9000万人を超えた。 アニメ「天気の子」や複数のディズニー映画で興収100億円超の大ヒット作が相次いだことや、シネコン(複合映画館)が定着したことが要因という。また、洋画、邦画を合わせた公開本数は計1278本で過去最多だった。