能登半島の輪島の地で 200年以上「木と漆」の仕事に 携わってきた桐本家。 いつもの暮らしの中に 潤いのある木工と漆器を 提供し続けています。
2018年内分、最後の発送を致しました。 今年も、多くの方々のお手元へ届けさせて頂きました。 ご存知の方々もいらっしゃる事と思いますが、 2017年からは海外で新活字ホルダーの複製商品が販売され始めました。 僕自身全く知らない事でしたので、はじめのころは築地活字さんと共に動揺しましたが、これも世界各地で活版印刷文化が再構築され始めている証と思い、初心を忘れることなく、日々、お求め頂いた方へお作りする事を続けています。 また、当時頂いた、台湾や香港の多くの方々からの応援のメッセージを忘れません。 作り手として、心ふるえる素晴らしい経験をさせてもらえました。 そして、これからも新活字ホルダーに銘を打つことはしないと決めました。 活版印刷文化への寄与が出来ることに感謝し、また、多くの方が活字に親しんでいただける道具であれるよう、私を消すことを目指して、小さな無銘の品であろうと思います。 本年もあ
「漆器ってなんだか高い…」 そんな印象を持っていませんか?数千円から中には数万円まで、確かに安い買い物ではありませんが、もしそれが一生使えるものだとしたら!?私たちが長く大切に使えるよう、実は漆器には表に見えない数々の努力と工夫が盛り込まれていているんです!今回はそんな漆器の裏側に迫ってみたいと思います! お訪ねしたのは、輪島キリモトの輪島工房・桐本木工所。朴(ほう)木地屋を生業としながら、30〜40才代の力のある職人さんたちと一緒に漆の器、小物、家具、建築内装材に至るまで、漆が今の暮らしにとけ込むような可能性に挑戦し続けています。 輪島塗には124の工程があります お店で出迎えてくれた加藤修央さんから漆器について丁寧に教えていただきました。輪島塗の椀の製作は細かく分けると124もの手数になるそうです! 手前から奥に向けて、①木地作り、②下地塗り、③中塗り、④上塗りと工程が進んでいきます。
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