異色スカウトマン 夜の蝶たち導き守る「新宿スワン」は元教師 スカウトマンたちの“職場”日本屈指の繁華街、新宿の歌舞伎町 Photo By スポニチ 興行収入10億円を突破してヒット中の映画「新宿スワン」。新宿を舞台に破天荒なスカウトマンを描いた作品だ。その原作に影響を受け都内のスカウト会社で働く、だいわりゅう(28)は、元小学校教諭という経歴の持ち主。異色スカウトマンの日常に迫った。 だいわりゅうは夕方、新宿や渋谷、六本木など繁華街の通りに立つ。ゆっくり歩き、洗練された容姿の女性に片っ端から声をかける。速歩きの女性にはあまり声をかけない。用事があるからか、無視される場合がほとんどだからだ。奇抜なファッションの女性も避ける。「夜の仕事は基本的に接客業。個を重視する子よりも、協調性の高い子の方が順応性が高いんです」と説明する。 何百人と声をかけて、アポが取れるのは数人。後日面談をして、女性