都内で休業要請の対象となっている、酒類を主に提供するバー。その中に、店は閉じているのに氷を継続的に仕入れているバーがあります。いったいなぜでしょうか。 「飲食店はもう限界」 東京・神楽坂にあるバーは緊急事態宣言に伴う東京都の要請に応じて、4月25日から休業を余儀なくされています。 去年の売り上げは例年の6割以下に落ち込み、ことしに入ると営業時間の短縮などで売り上げはさらに減少。 休業して以降は全く売り上げがありません。 東京都から1日あたり4万円の「協力金」を受け取れることになっていますが、家賃や光熱費などを差し引くと家族の生活費を確保するのがやっとだということです。 政府が緊急事態宣言を延長する方向で調整していることについて、オーナーの木内壮一さんは「いつまで続くのか全く先が見えず、延長するならもう一歩踏み込んだ対策をしてほしい。飲食店はやれることはやり、もう限界だ」と話しています。 し