三日月と星があしらわれた赤い国旗、飛び交うカモメ。 ここはボスポラス海峡を挟んでアジアとヨーロッパにまたがる中東の国、トルコ。日本人にもなじみ深い最大都市イスタンブールで、知る人ぞ知るローカルフードが「サバサンド」です。 訪れた人の中には、焼きサバと生タマネギの、シンプルな組み合わせのとりこになった人もいることでしょう。 私が赴任した去年7月には、1つ12リラ(当時のレートで150円ほど)でした。ところが、年末には30リラに値上がり。 サバの輸入価格が上昇したためだといいます。
三日月と星があしらわれた赤い国旗、飛び交うカモメ。 ここはボスポラス海峡を挟んでアジアとヨーロッパにまたがる中東の国、トルコ。日本人にもなじみ深い最大都市イスタンブールで、知る人ぞ知るローカルフードが「サバサンド」です。 訪れた人の中には、焼きサバと生タマネギの、シンプルな組み合わせのとりこになった人もいることでしょう。 私が赴任した去年7月には、1つ12リラ(当時のレートで150円ほど)でした。ところが、年末には30リラに値上がり。 サバの輸入価格が上昇したためだといいます。
アメリカの航空大手、ユナイテッド航空は、およそ3000人の従業員が新型コロナウイルスに感染していると明らかにしました。 アメリカでは、航空便の運航に必要な人員の不足による欠航が相次いでいて、変異ウイルス、オミクロン株の感染拡大の影響が空の便に及んでいます。 ユナイテッド航空は11日、スコット・カービーCEOが、従業員宛てに送ったメールの内容を公表しました。 それによりますと、変異ウイルス、オミクロン株による感染が拡大する中、11日現在、およそ3000人の従業員が新型コロナウイルスに感染していて、東部ニュージャージー州のニューアーク空港では、従業員の3分の1が休んだ日もあったということです。 ただ、ワクチンを接種した従業員の中に入院している人はおらず、8週間にわたって死亡した人もいないということで、アメリカ国内を拠点とするすべての従業員、およそ6万7000人に対して、ワクチンの接種を義務づけ
銀行と信用金庫が企業や個人に融資した残高は、先月の1か月の平均で580兆円余りとなり、これまでで最も多くなりました。 新型コロナの影響が続く、中小企業向けの貸し出しが多い地方銀行で残高が増え、全体を押し上げました。 日銀が発表した貸出・預金動向によりますと、全国の銀行と信用金庫が企業や個人に融資した残高は、先月1か月間の平均で580兆8697億円となり、比較ができる2000年以降で最も多くなりました。 このうち都市銀行などでは、業績が堅調な大企業を中心に借り入れを返済する動きが進んでいることから、残高は前の年の同じ月と比べると減少しました。 一方、中小企業向けの貸し出しが多い地方銀行では、新型コロナの影響が続く飲食や宿泊などサービス業を中心に、高水準の残高が続いているほか、住宅ローンも増え、全体の水準を押し上げました。 日銀は感染が広がるオミクロン株の影響について「対面型のサービス業を中心
警備会社「ALSOK」の元社員が、ATMのメンテナンス中に現金合わせておよそ1億円を盗んだとして、千葉県警に逮捕されました。調べに対し、「競艇をするための金が必要だった」と供述しているということです。 逮捕されたのは、「ALSOK」=綜合警備保障 警送千葉支社の元社員、角川恵太容疑者(33)です。 警察によりますと、警備会社に勤務していた去年10月、千葉県内にある6つの金融機関などのATMから現金合わせておよそ1億円を盗んだ疑いが持たれています。 角川元社員は、金融機関から管理を委託されたATMのメンテナンス業務を1人で行っていて、翌月、別の社員がATMを点検した際に現金が不足していることに気がついたということです。 社内調査でメンテナンスの際に現金を盗んだことを認め、警察の捜査でも近くの防犯カメラに元社員の姿が写っていたということです。 調べに対し、「競艇をするための金が必要だった」など
人工妊娠中絶を外科的な処置をせずに薬で行う「経口中絶薬」について、イギリスの製薬会社が国内での使用を認めるよう22日、厚生労働省に承認を申請しました。 承認されれば国内で初めての経口中絶薬となり、手術を伴わない選択肢ができることになります。 承認の申請が行われたのは、イギリスの製薬会社「ラインファーマ」が開発した、人工妊娠中絶を外科的な処置をせずに薬で行う「ミフェプリストン」と「ミソプロストール」の2種類です。 ラインファーマなどによりますと、この2種類の薬を順番に服用することで、妊娠の継続を止め、排出されるということで、治験の結果では、妊娠9週までの120人に薬を投与した結果、93%に当たる112人が24時間以内に薬だけで中絶を完了したということです。 残る8人は、一部が体内に残り外科的な処置が必要になったり、時間内に排出されなかったりしたということです。 また、およそ60%に当たる71
大阪・北区のビルに入るクリニックが放火され、25人が死亡した事件で、室内にある消火栓の扉に接着剤のようなものが隙間を埋めるように塗られていたことが捜査関係者への取材でわかりました。容疑者の関係先からは「消火栓を塗る」などと書かれたメモがみつかっていて、警察は消火栓を使えないよう細工していた可能性があるとみて調べています。 今月17日、大阪・北区曽根崎新地のビルの4階にある心療内科のクリニックが放火された事件では、25人が死亡し、警察は重篤な状態になっている谷本盛雄容疑者(61)を殺人と放火の疑いで捜査しています。 これまでの警察の調べで、現場の室内にある消火栓の扉に接着剤のようなものが隙間を埋めるように塗られていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 一方、大阪・西淀川区にある谷本容疑者の関係先の住宅からは、隙間を埋めるのに使うことができる工具のほか、「消火栓を塗る」とか「隙間」などと
東京都内の19日の感染確認は33人で、64日連続で50人を下回りました。 東京都は19日、都内で新たに10歳未満から60代と、80代の男女合わせて33人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 1週間前の日曜日と比べて20人増えました。 都内の1日の感染確認が50人を下回るのは64日連続です。 19日までの7日間平均は24.4人で、前の週の140.2%です。 一方、都の基準で集計した19日時点の重症の患者は、18日と同じ3人でした。 死亡した人の発表はありませんでした。
群馬県は、県内で新たに52人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと17日発表しました。 このうち30人は、同じ会社が経営する桐生市と太田市の2つの工場に勤務する従業員だということです。 これで、この2つの工場関係ではこれまでに48人の感染が確認されたことになります。 これで、県内で感染が確認された人は、1万7147人となり、このうち176人が死亡しています。 松野官房長官は午後の記者会見で「きょう群馬県の新規感染者数は合計で52人と発表され、この中には桐生市の工場で発生したクラスターによる感染者が含まれるものと承知している。このクラスター事案については 現在、群馬県が調査を進めているという報告を受けており、引き続き、厚生労働省が県を通じて状況を確認し必要な対応を行っていく」と述べました。
12月2日にドバイから帰国した10歳未満の女の子がはしかに感染していたことがわかり、愛知県は女の子と同じ飛行機に乗っていた人たちに感染が広がっている恐れがあるとして注意を呼びかけています。 愛知県によりますと、はしかの感染が確認されたのは愛知県春日井市に住む10歳未満の女の子です。 女の子は12月2日にドバイを出発して帰国したあと、3日に高熱が出て7日に発疹も出たため医療機関を受診し、詳しい検査の結果、はしかと診断されたということです。 はしかは免疫がなければ患者と同じ空間にいるだけで感染するおそれがあるなど感染力が極めて強いうえ、肺炎や脳炎を起こして重症化することもあります。 愛知県によりますと女の子が乗っていた飛行機は12月2日ドバイ国際空港発、関西国際空港行きのエミレーツ航空316便で、関西国際空港から自宅までは自家用車で帰宅したということです。 愛知県は、同じ飛行機に乗っていた人に
10日午後7時すぎ、流れ星の中でも特に明るく輝く「火球」が国内の広い範囲で観測されました。 愛知県や千葉県などにあるNHKのカメラで、明るく輝く火球が尾を引くように数秒間にわたって流れ落ちる様子が撮影されました。 国立天文台にも、埼玉県や福岡県などの広い範囲で火球が目撃されたという情報が寄せられているということです。
IOC=国際オリンピック委員会は2日、中国の前の副首相との関係を告白したのち、行方が分からなくなっていると伝えられている女子プロテニスの彭帥選手と、先月に続き再びテレビ電話で対話したと発表しました。 IOCは「多くの人や組織と同じ懸念を共有している」などとしています。 中国の女子プロテニスの彭選手をめぐっては、共産党最高指導部のメンバーだった張高麗前副首相から性的関係を迫られたことなどを告白したとされる文書がSNS上に投稿され、その後、行方が分からなくなったと伝えられています。 IOCは、先月21日にバッハ会長が彭選手と30分間にわたって対話したことを明らかにしていましたが、2日、再びテレビ電話で対話したと発表しました。 IOCは、彭選手の幸福と安全について「多くの人や組織と同じ懸念を共有している」などとしたうえで、来年1月に個人的に会うことで合意していると強調しました。 さらに、彭選手を
1日、大阪・西区の交差点で30歳の男性が複数の車にはねられ、意識不明の重体になっている事件で、警察は新たに男3人をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。 このうち、2人は容疑を認めていますが、1人は否認しているということです。 逮捕されたのは、ともにタクシー運転手で、▼大阪・堺市の外間盛※ヨシ容疑者(77)と▼大阪・西成区の山本博一容疑者(70)それに、▼大阪・八尾市の自営業、高西克巳容疑者(60)の3人です。 警察によりますと、3人はいずれも1日午前6時ごろ、大阪・西区南堀江の交差点で、別の車にひかれて路上に倒れていた30歳の男性をそれぞれ運転していた車ではね、そのまま走り去ったとして、ひき逃げなどの疑いが持たれています。 この事件で、警察は、最初に男性をはねたとして、大阪・羽曳野市の会社員、立岡淳容疑者(51)を過失運転傷害などの疑いで逮捕しましたが、付近の防犯カメラの映像から、男性がほか
覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕され、不起訴になった夫婦が、逮捕を報じた静岡新聞の記事で、自宅の住所の地番まで掲載され、プライバシーを侵害されたと訴えた裁判で、東京高等裁判所は「侵害にはあたらない」として、新聞社に賠償を命じた1審の判決を取り消し、夫婦の訴えを退けました。 静岡県に住むブラジル国籍の夫婦は、平成30年に覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕され、その後不起訴となりましたが、逮捕を報じた静岡新聞の記事で、自宅の住所の地番まで掲載され、プライバシーを侵害されたとして新聞社を訴えていました。 1審の静岡地方裁判所は「地番まで掲載する必要性が高いとは言い難い」として、合わせて60万円余りの賠償を命じ、双方が控訴していました。 18日の2審の判決で、東京高等裁判所の渡部勇次裁判長は「容疑者を特定することは、公共の利害に関わる重要な事柄で、報道される必要性が高く、表現の自由の保障が及ぶ」と指
ある日、若者たちがSNSに投稿した「バナナを食べる動画」。ありふれた1シーンにしか見えませんが、この投稿をきっかけに、若者は国を追われる瀬戸際に。 でも、なぜ? 背景には、一皮むくだけでは分からない事情がありました。 (イスタンブール支局長 佐野圭崇) 発端となったのは2021年10月、トルコのネットテレビ局が行った街頭インタビュー。マイクを持つリポーターが尋ねたのはトルコの大統領選挙についてでした。 そのとき、あるトルコ人の女性が、別の人のインタビューに割って入り、トルコで暮らす難民について持論を展開。シリア人もアフガニスタン人も母国に帰るべきだ、全員をトルコに受け入れる余裕はない、と訴えたのです。 この発言に、となりにいた男性も同調します。 「シリア人は俺たちより楽に暮らしている。俺はバナナも食えない。お前たちはキロ単位でバナナを買っているじゃないか」 その場に居合わせたシリア人の女性
自動車といえば、日本経済を長く引っ張る基幹産業です。 しかし、東京にいる人たちに聞くと「車は必要だと思わない」といった声、結構耳にします。 一方で、1000万円を超える高級車を目にすることも少なくありません。 実際はどうなのか?取材してみました。 (おはよう日本 記者 小國博史/ディレクター 村上由和) 東京の車の世帯所有台数は全国最下位 私たちが今回取材したのは東京です。 多くの企業が集中し、通勤通学客であふれる大都市なだけに、街中にはいつも多くの車が走っています。 しかし、地下鉄やバスなどの公共交通機関が張り巡らされ、車がなくても移動することは可能。 駐車場を探すのも一苦労で、しかもその値段は高いとなれば、車をもつことをためらうのもわかる気がします。 実際、東京は1世帯ごとに所有する台数は0.42で全国で最下位。 ちなみに1位の福井は1.71です。 (出典:自動車検査登録情報協会202
立憲民主党の泉政務調査会長は、記者会見で野党の中で政策提案型を目指す動きが出ていることについて「政権与党にただアドバイス的に提案するのであれば、与党のシンクタンクでしかない」と批判しました。 連携を強める日本維新の会と国民民主党は、提案型の野党を目指すとして、政府批判を前面に出すことに否定的な考えを示しています。 これに関連し、泉政務調査会長は「政権与党にただアドバイス的に提案するのであれば、与党のシンクタンクでしかなく、望ましいとは思わない。新自由主義や外交安全保障、社会保障などの考え方について、与党との違いを国民に明確に分かってもらえる論戦をしていくのが大事だ」と述べました。 また、自民・公明両党が新型コロナウイルスの影響を受けた人たちへの支援策として、10万円相当の給付を実施することで合意したことについて「感染の波が過ぎて、経済状況や社会活動が戻ってきているなかでの給付は、タイミング
ことし8月、鹿児島県薩摩川内市の川で50歳の作業員の男性をクレーンでつり上げて川に投げ入れるなどしたとして男性と同じ工事現場で働いていた会社員4人が暴行の疑いで逮捕されました。男性はこの事件から1か月余りたった先月、同じ川で溺れて死亡していて、警察は男性が死亡した経緯についても調べています。 逮捕されたのは鹿児島県鹿屋市の会社員、山下昌司容疑者(43)と、いずれも宮崎県都城市の会社員の黒木寿容疑者(25)、黒木成容疑者(23)、深江一人容疑者(50)です。 警察によりますと、4人は薩摩川内市の川内川にかかる橋の工事現場で、一緒に働いていた曽於市の会社員小森一郎さん(50)をクレーンでつり上げて振り回したり、川に投げ入れたりしたとして暴行の疑いが持たれています。 警察によりますと、調べに対して4人は容疑を認めているということです。 小森さんはこの事件から1か月余りたった先月6日、同じ現場付近
「額にはプレートが埋め込まれています。大変な手術でした」 まぶたが紫色に腫れ上がった、痛々しい写真。全治1年以上の大けがで、今も仕事に支障をきたすほどだといいます。 この男性、誰かに襲われたわけでも、けんかしたわけでもありません。 原因は「歩きスマホ」でした。 (社会部記者 江田剛章/おはよう日本ディレクター 山内沙紀) 神戸市に住む、高橋大輔さん(46)。 スポーツジムのトレーナーで、週末にはプロレスラーとしても活動しています。 今年2月21日の昼過ぎ。 高橋さんは買い物のため、いつものように自宅マンションの部屋を出ました。 仕事柄、スマホで音楽を聴いて気分を高めることが習慣になっているという高橋さん。 この日も、部屋を出た直後にスマホとイヤホンを取り出し、さっそく曲選びを始めました。 高橋さん 「駅や人混みでは歩きスマホをしないという自分なりのルールを作っていましたが、それ以外の場所で
31日夜、東京 調布市を走行中の京王線の車内で男が刃物で乗客に切りつけさらにオイルをまいて火をつけました。17人がけがをしてこのうち1人は意識不明の重体になっていて、警視庁が24歳の容疑者を殺人未遂の疑いで逮捕して詳しい状況を調べています。調べに対して「人を殺して死刑になりたかった」などと供述しているということです。 31日午後8時ごろ、東京 調布市の国領駅近くを走行していた京王線の車内で、男が座席に座っていた72歳の乗客の男性を刃物で刺しました。 さらにライター用のオイルをまいて火をつけ、先頭から6両目の5号車付近で一時、大きな炎が上がりシートの一部が焼けました。 警視庁などによりますと、刺された72歳の男性が意識不明の重体になっていて、ほかに中学生を含む16人が煙を吸うなどしてけがをしました。 電車は新宿行きの上りの特急電車で、本来は止まらない国領駅に緊急停車し、乗客は窓からホームに降
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