和歌山県で唯一、解剖を行っている和歌山県立医科大学です。 この日、警察によって男性の遺体が運ばれてきました。 執刀する近藤稔和教授。 県内でただ1人の解剖医です。 「教えていただける範囲で。 男性ですか?」 和歌山県立医科大学 近藤稔和教授 「はい、男性です。」 「事故ではない?」 和歌山県立医科大学 近藤稔和教授 「違うと思います。 通常どおりの生活をしていて突然ということですから。 (亡くなったところを)誰も見ていないということで。」 亡くなったのは、1人暮らしをしていた30代の男性。 警察は事件性はないと判断しましたが、死因を詳しく知りたいという両親の希望によって、解剖が行われることになりました。 3時間後、執刀を終えた近藤教授が出てきました。 和歌山県立医科大学 近藤稔和教授 「病気は病気なんだけれど、おそらく心臓かと思うけれども。」 その後、男性の遺体から採取した血液や臓器の組織
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