仮面ライダー電王は、子どもたちがはまってたせいで良く見てました。途中から大人の方がはまっちゃったくらいに面白かった。よくできた話だなぁと今でもお気に入りのライダーです。 で、その根っこのテーマとして、「歴史(時間だったかもしんない)は人の記憶が作るもの」というのがあります。 だから、裏返すと「誰も知らない時間というのは、無かったことと同じになる(つまり消えてしまう)」とも言える。 ふーん、そんな設定なんだーって思って見てたんですけど、最近これが妙に染みるんですよね。 唐突なんですけど、ウチのカミさんが癌になっちゃったんですよ。 決して早期とはいえない腫瘍だったものの、幸い抗ガン剤が効果テキメンで、命に別状はないなよかったよかったと、そんな感じで闘病生活をしています。 でも「死」というのはどこかで意識するわけです。 はじめに意識した時は、カミさんがいなくなる未来でした。うわイヤだなぁって。